清涼感のあるユーカリ・グロブルスの精油

絶大な生命力を持って繁栄してきた植物

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ユーカリの歴史

2014年03月17日 · コメント(0) · 未分類

ユーカリはオーストラリアのタスマニア地域に生息する樹木です。
実に700種類にもおよび、オーストラリアに生息する樹木のうち7割以上が、このユーカリ種にあたります。
古くより先住民族であるアボリジニの万能薬として、親しまれていました。
オーストラリアの歴史の中にイギリスからの移民があったことは周知に事実です。
困難を強いられた移民たちの健康を支えたものの中に、アボリジニから学んだユーカリの使用法もありました。
このように民間療法的に生活に密着していたユーカリですが、精油として確認されたのは1788年のことです。

 
外科医であり軍人でもある人物が書き残した「ユーカリを蒸留して得たオイルの香り」について日記に書いているものが残されています。
同じ年にフランスの植物学者も学名を提唱し、この時の州知事はイギリスの植物学者に精油を送り、薬効を調べています。
水や栄養素を取り込むことに貪欲で、周りの植物を駆逐してしまうほどの生命力があるユーカリは、オーストラリア以外に地域では見られませんでした。
この薬効に着目した中国やポルトガル、スペインなどは、ほぼ市場を独占していたオーストラリアのユーカリオイルを、自国で生産することを行い始めたのです。1950年代のことでした。
この時期に世界にユーカリが栽培され始めたということでしょう。
現在は過酷な状況下で育つことから、砂漠の緑化などにも使われています。
大変種類の多いユーカリの木ですが、そのうち精油が採れるものは500種類ほど。
現在では20種類ほどが使われ、その中の10種類程度が世界的に流通しているユーカリオイルです。

 

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